ロサンゼルス・ギャラクシーのズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】
MLS(メジャーリーグサッカー)のロサンゼルス・ギャラクシーに所属する元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは、母国のマルメから復帰に向けたオファーを受けていると明らかにした。スウェーデンのジャーナリストによるポッドキャスト番組で語ったとして複数メディアが伝えている。
イブラヒモビッチは今年3月にマンチェスター・ユナイテッドからギャラクシーへ移籍。36歳という年齢ながらも健在ぶりを見せつけ、これまで22試合の出場で17ゴールを挙げている。
MLSでの1年目のシーズンは終盤を迎えつつあるが、ギャラクシーとの契約はあと1年残している。だがイブラヒモビッチは来季について「分からない」とコメントし、ギャラクシーを退団する可能性も示唆していた。
もしギャラクシーを離れるのであれば、移籍先はプロキャリアをスタートさせたクラブである母国のマルメになるかもしれない。「オファーを受けた。(マルメは)オレが戻ってきて、そこでキャリアを終えることを望んでいる」とイブラヒモビッチは語った。
「扉を閉ざすことはない」と古巣復帰の可能性を否定せず、「獲ったことのないタイトルだ」と母国リーグでの優勝を狙うことにも意欲を見せている。だが「他のチームでプレーする可能性はない。マルメだけだ」とスウェーデン他クラブへの移籍は否定した。
イブラヒモビッチは故郷のクラブであるマルメの下部組織に1996年に加入し、99年にトップチームデビュー。2001年にオランダのアヤックスへ移籍し、そこから各国のビッグクラブでゴールを量産するキャリアを歩んできた。
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