アレッサンドロ・デル・ピエロ氏【写真:Getty Images】
明治安田生命J2リーグ第34節の試合が23日に行われ、FC岐阜と東京ヴェルディが対戦した。
岐阜のホームで行われたこの試合では、ユベントスなどで活躍した元イタリア代表FWのアレッサンドロ・デル・ピエロ氏が長良川球場に来場。クラブマスコットのギッフィーとの交流をきっかけとして、親日家として知られるレジェンドが岐阜の地を訪れた。
この日の試合には今季最多の1万2045人の観客が応援に駆けつけた。デル・ピエロ氏は子供たちへのサッカー教室や、現役時代に得意とした“デル・ピエロゾーン”からのシュート対決などでファンを楽しませ、入場前には岐阜の選手たちを激励する様子も見せていた。
前節までに10連敗を喫し、19位まで順位を落としていた岐阜だが、デル・ピエロ氏の来場と大観衆がチームに勢いをもたらしたのかもしれない。昇格プレーオフ圏内の上位に位置する東京Vとの試合を1-1のドローに持ち込み、11試合ぶりの勝ち点獲得に成功している。
前半終了間際の45分には風間宏矢のゴールで岐阜が先制。56分にはドウグラス・ヴィエイラに同点ゴールを許したが、そのまま同点で試合を終えた。
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