ピエール=エメリク・オーバメヤン【写真:Getty Images】
アーセナルのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンは、父の代表監督就任に思うところがあるようだ。自身のインスタグラムでガボンサッカー連盟(FEGAFOOT)の決定を批判した。
FEGAFOOTは20日、オーバメヤンの父で元同国代表選手だったピエール=フランソワ・オーバメヤンとダニエル・クザンを監督に迎えることを発表した。
だが、息子によると、父はこの仕事を望んでいないという。
オーバメヤンはFEGAFOOTに向けて、「なぜ僕が君たちとの間に問題があるか理解できる? なぜ代表に行きたくないか分かるか? これはその証明だ」と、SNSに書き始めると、「世界に向けて僕の父が代表監督だと発表した。父の同意もなくだ」と告白している。
オーバメヤンによると、同選手の父は現在、病気を患っているがFEGAFOOTは健康状態を気にすることをしなかった。FEGAFOOT会長から打診があった際、後日返答するとしていたそうだ。
FEGAFOOTのこういった「アマチュアリズム」が気に入らないというオーバメヤン。父親の監督就任は、エースをさらに代表から遠ざける結果になるかもしれない。
【了】