チェルシーのガリー・ケイヒル【写真:Getty Images】
チェルシーのイングランド代表DFガリー・ケイヒルは、出場機会が得られない状況が続いたとすれば、1月に他クラブへ移籍する可能性を示唆している。英紙『デイリー・メール』が伝えた。
現在32歳のケイヒルは2012年1月にチェルシーに加入し、そのシーズンのチャンピオンズリーグ優勝や2度のプレミアリーグ優勝などに貢献。昨季からはキャプテンも務めている。
だが今季のマウリツィオ・サッリ体制ではまだ公式戦で出場なし。20日に行われたヨーロッパリーグのPAOK戦では今季初めてベンチに入ったが、出場機会は得られなかった。
「何より大事なのはチームが良い戦いをしていることだ」とケイヒル。だが自身の状況については、「このクラブで6年間か7年間にわたって大きな役割を果たしてきた。今年の状況への対処には間違いなく苦戦している」と率直な思いを語った。
状況が変わらなければ、冬の移籍市場で新天地を求める可能性があることも認めている。「結論を急ぎたくはない。だがこのままだとすれば、おそらくイエスだ」とケイヒルは語った。
「試合に勝てているのであれば、何も言わずにその状況に対処すべきだ」とサッリ監督には理解を示すケイヒルだが、「シーズン中ずっとこのままやっていくのは非常に難しいことだろう」と心情を口にしている。
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