レアル・マドリーのルカ・モドリッチ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーに所属するクロアチア代表MFルカ・モドリッチは、スペインでの脱税の疑いで起訴されていた一件について、罪を認めて罰金を支払うことで合意したようだ。スペイン紙『エル・ムンド』が伝えている。
モドリッチに対しては、2013年から2014年にかけて合計約87万ユーロ(約1億1500万円)を脱税した疑いがかけられていた。肖像権収入を、妻名義でルクセンブルクに設立したペーパーカンパニーを通して受け取ることでスペインでの税金を逃れていたとみられる。
モドリッチは脱税の事実を認め、罰を受け入れることでスペイン国税局と合意に達したとのこと。脱税額の40%にあたる約35万ユーロ(約4600万円)の罰金に加え、禁固8ヶ月の刑となる。
しかし、実際にモドリッチが収監されることはない。禁固1日あたり250ユーロ、合計で6万ユーロ(約800万円)を支払うことで実刑に代えることが可能だという。これによりモドリッチは、脱税分の納入と追徴課税・利子とは別に、合計約41万ユーロ(約5400万円)を徴収されることになる。
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