G大阪が残留に前進【写真:Getty Images】
【清水エスパルス 1-2 ガンバ大阪 J1第27節】
21日に行われた明治安田生命J1リーグ第27節の清水エスパルス対ガンバ大阪は、アウェイのG大阪が2-1で勝利した。
10位の清水と、降格圏の17位に低迷するG大阪の一戦。試合は開始30秒ほどでいきなり動いた。
先制したのは2連勝中のG大阪。右サイドでパスを受けた小野瀬が中へクロスを入れると、ファン・ウィジョがシュート。DFと競ってクロスバーに当たったシュートは、ゴールに向かう強い回転が掛かってバウンドして先制点となった。
最高のスタートとなったG大阪は、26分に追加点。左サイドからのスローインから攻撃を仕掛けると、倉田がドリブルで侵入してペナルティエリア左の深い位置から折り返し。ニアで小野瀬に軽く触れたボールをファーでファン・ウィジョが決めて2-0とした。
内容はほぼ互角だったが2点ビハインドで折り返した清水は、後半になってより積極的に仕掛けた。60分には北川のボレーシュートがゴールネットを揺らすも、その前にオフサイドがあって得点は認められない。
それでも76分、清水がようやく1点を返す。ワンタッチでのパスがつながってドウグラスがヘディングで前線にパスを出すと、北川がGKとの1対1を制してゴール。1-2とする。
終盤は清水が猛攻。何度もペナルティエリアに入って同点弾に迫る。
それでもG大阪は紙一重で耐え抜き、2-1で勝利。リーグ戦3連勝を飾り、暫定ではあるが14位に浮上している。
【得点者】
1分 0-1 オウンゴール(G大阪)
26分 0-2 ファン・ウィジョ(G大阪)
76分 1-2 北川航也(清水)
【了】