フランクフルトの長谷部誠【写真:Getty Images】
【マルセイユ 1-2 フランクフルト ELグループH第1節】
現地時間20日、ヨーロッパリーグ(EL)グループH第1節のマルセイユ対フランクフルトの試合は、アウェイのフランクフルトが2-1で勝利した。フランクフルトの長谷部誠はフル出場、マルセイユの酒井宏樹は出場なしに終わった。
この試合は昨季マルセイユが同大会でサポーターが度重なる問題行動を起こしたために無観客試合となった。普段とは違う雰囲気で始まった試合は開始3分、右サイドの低いクロスにニアサイドでオカンポスが合わせマルセイユが先制点を挙げる。9分にはジェルマンがヘディングシュートを狙うもGKの好セーブに合い追加点とはならなかったがマルセイユペースで試合は進む。
一方のフランクフルトは52分、右CKのチャンスを得るとニアサイドでトロが頭で合わせ同点に追いつく。勢いに乗りたかったフランクフルトだが59分にウィレムスがこの日2枚目のイエローカードで退場、一人少ない状態で残り時間を戦う事になった。
その後マルセイユは77分に決定的なチャンスを迎えるもトヴァンのシュートは枠を捉えきれず。このまま終了するかと思われた89分、マルセイユ陣内でボールを奪ったフィレットがコスティッチとのワンツーでペナルティーエリア内に入りフリーのヨビッチパス、ワントラップから右足で打ったシュートがゴールに突き刺さり土壇場でフランクフルトが逆転に成功した。
このまま試合は終了、フランクフルトが劇的な勝利でEL白星スタートを飾った。
【得点者】
3分 1-0 オカンポス(マルセイユ)
52分 1-1 トロ(フランクフルト)
89分 1-2 ヨビッチ(フランクフルト)
【了】