アウベスを蹴ろうとしたC・ロナウド【写真:Getty Images】
ユベントスのFWクリスティアーノ・ロナウドは、現地時間19日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のバレンシア戦で退場となった。不運なジャッジだと判定の厳しさを嘆く声が多い中、スペイン『ムンド・デポルティボ』は過去にもっと退場の危険があったと指摘している。
C・ロナウドがレッドカードを受けたのは、2015年1月以来11回目のことだ。ユベントスでのCLデビュー戦で、CLでは初の退場。ほぼ4年間にわたって一発退場はなく、頻繁に退場する選手ではない。だが、その間、常に問題がなかったわけではない。
『ムンド・デポルティボ』は、その期間に20回は「退場になってもおかしくはなかった」もしくは「退場になるべきだった」行為があったと指摘。その全てを紹介している。
2015年11月21日、レアル・マドリーとバルセロナのエル・クラシコでは、C・ロナウドがカウンターを阻止しようとしたダニエウ・アウベス(現パリ・サンジェルマン)にひじ打ちを見舞うようなシーンがあった。
2016年11月19日のアトレティコ・マドリー戦では、コケと言い争いになって頭で小突くような場面があって両者とも警告を受けたが、もっと厳しいジャッジになってもおかしくはなかったとみているようだ。
今年3月6日には、パリ・サンジェルマンに移ったダニエウ・アウベスと再びトラブル。C・ロナウドが後ろからダニエウ・アウベスを蹴ろうとしたことも取り上げられている。
バレンシア戦では厳しいジャッジにより退場となったC・ロナウドだが、これまでにジャッジに救われたこともありそうだ。
【了】