フィリッペ・コウチーニョとアンドレス・イニエスタ【写真:Getty Images】
バルセロナのブラジル代表MFフィリッペ・コウチーニョは、昨季限りでバルサを退団したMFアンドレス・イニエスタを称賛し、自身はまだイニエスタと比較されるレベルにはないという考えを述べた。スペイン紙『マルカ』などが伝えている。
長年にわたってバルサの象徴的存在として活躍を続けたイニエスタは、昨季終了後に退団して日本のヴィッセル神戸へ移籍。昨季途中から在籍するコウチーニョにはその穴を埋めるプレーも期待される。
バルサは現地時間18日に行われるチャンピオンズリーグ初戦でPSVをホームに迎える。その試合前日の会見で、コウチーニョはイニエスタについての質問に答えた。
「イニエスタは天才だ。彼と比較されるのは少し難しい」とコウチーニョ。「僕は僕自身のプレーをするようにしているが、彼と比較されるのは最大限の褒め言葉だ」と語った。
「自分はさらに良くなることができるといつも思っている。でもイニエスタと同じように感じられるようになるには、まだまだ学ぶべきことがたくさんある」とコウチーニョは謙虚な姿勢を見せている。
最近ではFWリオネル・メッシも、イニエスタとシャビ・エルナンデスは「唯一無二の存在だった」と元チームメートの2人を称えていた。イニエスタがバルサに残した影響の大きさはチームメートたちの言葉からも感じ取れる。
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