アトレティコ・マドリーのアントワーヌ・グリーズマン【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーのFWアントワーヌ・グリーズマンは、自身がリオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドと同じ舞台で競い合うレベルに達したという考えを述べた。だがこれに対して反論の声も上がっている。
グリーズマンはアトレティコのエースとして活躍を続け、フランス代表のロシアワールドカップ優勝にも大きく貢献。今年のバロンドール受賞を争う選手の一人になるとも評されている。
そのグリーズマンは過去に、メッシやC・ロナウドと競い合うことを目標として、2人と「同じテーブルで食事をしたい」という表現を用いていたことがあった。スペイン『アス』紙が17日に伝えたインタビューで、今はそのテーブルに就くことができたと思うかどうかとの質問に「そう思う」とグリーズマンは答えた。
「他の選手たちも間違いなく(テーブルに)来るのは分かっている。そういうイメージを持って、そのテーブルにいることを楽しんでいる。だがさらに向上できることも分かっている」とグリーズマンは続けている。
だが元アトレティコのFWディエゴ・フォルランは、スペイン『カデナ・セール』でグリーズマンがまだその域に達してはいないという考えを述べた。「クリスティアーノとメッシは全員の上にいる。グリーズマンはまだそのレベルにはない。2人に最も近いのはネイマールだ」と話している。
グリーズマンはまた、FIFA(国際サッカー連盟)の年間最優秀選手候補に自身を含めたフランス代表の選手が誰も含まれなかったことに不満を表した。レアル・マドリーのDFセルヒオ・ラモスはその発言に対し、「非常に大胆な無知だ」と批判している。
「(フランチェスコ・)トッティもラウール(・ゴンサレス)も(イケル・)カシージャスも(パオロ・)マルディーニもシャビ(・エルナンデス)も(アンドレス・)イニエスタも、全てを勝ち取ったがバロンドールを受賞することはなかった」とラモスは述べ、受賞を要求するような姿勢を咎めた。
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