チャンピオンズリーグ決勝でガレス・ベイルが決めたゴール【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのFWガレス・ベイルは、昨季チャンピオンズリーグ(CL)決勝のリバプール戦で決めたスーパーゴールが欧州年間ベストゴールに選ばれなかったことに不満な様子を見せている。英紙『デイリー・メール』が同選手のコメントを伝えた。
今年5月に行われた決勝で、ベイルは2ゴールを決めてマドリーの勝利に大きく貢献。特に決勝ゴールとなった1点目は見事なオーバーヘッドキックであり、スーパーゴールとして絶賛を集めた。
しかし欧州サッカー連盟(UEFA)は、このベイルのゴールを年間ベストゴールの候補にすらノミネートしなかった。主催する11の大会からそれぞれ1ゴールを候補として選ぶ形だったが、CLから選ばれたのはベイルのゴールではなく、同じマドリーのFWクリスティアーノ・ロナウド(現ユベントス)が準々決勝のユベントス戦で決めたオーバーヘッドキック。最終的にC・ロナウドのゴールは年間ベストゴールにも選ばれている。
ベイルはUEFAの候補選定について、「なぜあのゴールがリストになかったのか分からないよ!」と不満げな様子。「誰が審査員にいたのか知りたい。その人たちはクビになりたいということだからね」と続けた。
自身のゴールが元チームメートのC・ロナウドのゴールより優れていたと思うかどうかについては、「僕が言うことじゃない」とベイルは言葉を濁している。
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