カンボジア代表の実質的監督を務める本田圭佑【写真:石川正頼】
カンボジア代表の実質的監督も務める本田圭佑は、サッカー界のコーチングライセンス制度の改革を提言している。
本田は以前にも、指導者ライセンスの交付にテストは不要であるとして、最低限のルールテストに合格すれば最上位のライセンスであるS級を交付すべきだと主張していた。今回も同様の持論を展開している。
「今のコーチングライセンス制度は廃止して新しいルールを作るべき。プロを経験した選手は筆記テストだけで取得できるのが理想」と本田は18日にツイッターの公式アカウントで自身の考えを投稿した。
「母数を増やして競争させる。クラブ側も目利きが今まで以上に求められる。ただ選択肢は増える。日本のサッカーはそういうことを議論するフェーズにきてる」と続けている。
本田は現役選手ながら他国の代表チームを率いるという超異例の“二足のわらじ”を実現させたが、監督ライセンスは未取得。カンボジア代表での役職は「Head of delegation(代表団長)」であり、名目上の監督は指導者ライセンスを持つフェリックス・ゴンサレス氏が務めている。
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