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CL開幕直前、グループリーグ展望。“死のB組”はどうなる? 香川、長友の出場はあるか(A~D組)【編集部フォーカス】

2018/19シーズンのチャンピオンズリーグがいよいよ開幕する。昨季のファイナリストであるリバプールはいきなりパリ・サンジェルマンと対戦、インテル対トッテナムを開幕節で見られるなど今季も楽しみなカードが満載だ。長友佑都や香川真司といった日本人選手の出場にも期待がかかる。今回フットボールチャンネルの編集部では、A~Dグループの戦いを展望する。

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

グループA

香川&グリーズマン
香川(左)の出場はあるだろうか。A・マドリーにも要注目【写真:Getty Images】

アトレティコ・マドリー◎、ドルトムント◯、モナコ▲、クラブ・ブルージュ×

 おおむね3チームの実力が拮抗しているグループだと言えるが、やはりアトレティコ・マドリーの首位通過は堅い。今季のリーグ戦では4試合で1勝2分1敗と苦しんでいるが、選手層や実力を考えても、このグループをリードする大本命のクラブであることは間違いなく、2位通過では失敗と言う見方をされてもおかしくはない。

 そのA・マドリーに次ぐのはドルトムントかモナコのどちらかだろうか。前者はルシアン・ファブレを新監督を迎え、今季のリーグ戦で負けなしと好調をキープしている。しかし、最近ではチャンピオンズリーグの舞台で輝かしい成績を残すことはできておらず、格下相手に勝ち切れない試合もしばしば。好調の勢いを存分に出し尽くして、着実に勝ち点を積み上げていってもらいたい。ここまで戦力外的な扱いとなっている香川真司の出場にも注目である。

 モナコはドルトムントと2位争いを繰り広げるだろう。ただ、最近のリーグ戦でも勝ち切れない試合が多く見受けられ、同チームは5試合を終え15位に沈むなど苦しんでいる。万全の状態でCL本戦に挑むという形でないことは明らか。初戦の相手がA・マドリーなだけに、ここで勝ち点をもぎ取って以降に繋げたいところだ。

 クラブ・ブルージュの序列はやはり低いが、他の3クラブからしても侮れない相手であることは確かだ。ベルギーリーグでも現在首位に立っている同クラブは、いわばグループのダークホース的な存在であり、A・マドリーやドルトムントから勝ち点を奪う可能性も捨てきれない。決勝トーナメント進出の確率は決して高くないが、強豪相手にも引けを取らないサッカーでグループを盛り上げてほしいところだ。

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