マンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表GKダビド・デ・ヘアがまたしてもチームを救う活躍を見せ、チームメートや対戦相手からの絶賛を集めている。英紙『デイリー・メール』などが伝えた。

　ユナイテッドは現地時間15日に行われたプレミアリーグ第5節の試合でワトフォードと対戦。開幕4連勝と好調だった相手から2点を奪ったあと1点を返された。さらに後半アディショナルタイムには同点ゴールのピンチを迎えたが、デ・ヘアのスーパーセーブに助けられて逃げ切りに成功した。

　チームメートのDFクリス・スモーリングは、守護神の集中力を称賛。「彼が世界最高のGKの一人だと言える理由は、あまりすることがなくても最後までしっかり立っていることだ。最高のGKというのは決してスイッチをオフにしない。ダビドはいつもそこにいてくれると分かっている」と試合後にコメントしている。

　ワトフォードのGKベン・フォスターも対戦相手に賛辞を惜しまなかった。「彼はGKのメッシだ」とデ・ヘアをバルセロナのエースにたとえ、「若い選手がGKになるために学びたいのであればダビド・デ・ヘアを見るべきだ。ワールドクラスだよ」と評した。

　英『BTスポーツ』で解説を務めた元ユナイテッドのリオ・ファーディナンド氏もデ・ヘアを絶賛している。「地球上のどのGKよりもチームに勝ち点をもたらしてくれる。彼こそがベストだ」とスペイン代表GKについて語った。

　スペインがまさかの早期敗退に終わったロシアワールドカップでは、打たれた枠内シュート12本で11失点を喫したというセーブ率の低さが話題となったデ・ヘア。だがユナイテッドでは今季も変わらぬ活躍を続けている。

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