アトレティコ・マドリーのボルハ・ガルセス【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーのFWボルハ・ガルセスは、デビュー戦でチームを救う貴重な同点ゴールを記録した。クラブの“大先輩”であるサガン鳥栖のFWフェルナンド・トーレスも祝福のメッセージを送っている。
昨季リーガエスパニョーラ2位のアトレティコだが、今季は開幕から3試合で1勝1分け1敗とやや苦戦。現地時間15日に行われたエイバル戦も、ホームで0-1のビハインドを背負う苦しい展開となった。
そのまま今季2敗目を喫することになるかと思われたが、交代出場のボルハがチームを救う。アディショナルタイムの94分に同点ゴールを記録し、アトレティコは何とか勝ち点1を確保することができた。
19歳のボルハはこの試合がアトレティコでのトップチームデビュー戦。アトレティコ下部組織出身の選手がデビュー戦でゴールを決めたのは1996年のフアン・カルロス以来22年ぶりとなった。またスペイン『アス』紙によれば、アトレティコでのデビュー戦でゴールを決めた選手としては歴代3位の若さだった。
ボルハと同じ下部組織出身のレジェンドであるトーレスも、クラブの未来を担う若者を祝福した。「彼がリーガ初ゴールを決めたことをすごく嬉しく思う。ずっと謙虚でハングリーな選手だと思っていた。頑張り続けてほしい。幸運を祈る」とインスタグラムの公式アカウントでコメントを投稿している。
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