川崎Fが大勝。名古屋は連勝が7でストップ
J1 第26節のベストイレブン
フットボールチャンネル編集部では、9月14日から同16日にかけて行われた明治安田生命J1リーグ第26節のベストイレブンを選出した。
ホームで北海道コンサドーレ札幌に7-0の大勝を収めた川崎フロンターレからは、28分に自らボールを奪い家長昭博の先制ゴールをお膳立てし、その2分後には得点もマークするなどさすがの存在感を放った中村憲剛。落ち着いたコントロールシュートで先制ゴールを奪い、さらに下田北斗、知念慶の得点をアシストするなど圧巻のプレーを披露した家長。攻撃陣が爆発した裏で好セーブを連発し、クリーンシートで勝利に貢献したGKチョン・ソンリョンの3名を選出している。また、前線高い位置からのプレスを徹底させ、交代で送り出した2選手が得点を挙げるなどベンチワークの冴えも光った鬼木達監督を今節の最優秀監督とした。
ホームで首位・サンフレッチェ広島を下したサガン鳥栖からは精度の高いクロスを何度も味方に供給し、攻撃面で大きく躍動した原川力。途中出場ながらアグレッシブな攻め上がりをみせ、76分に得たFKから決勝ゴールをお膳立てした安在和樹の2名をピックアップしている。
7連勝中と好調だった名古屋グランパスを下したV・ファーレン長崎からは鈴木武蔵を選出。圧巻のハットトリックでチームに8試合ぶりの勝ち点3をプレゼントし、エースとしての仕事を完遂した点を大きく評価している。
ヴィッセル神戸との“神阪ダービー”を制したガンバ大阪からは、52分にオ・ジェソクのクロスに合わせ同点ゴールをマークすると、68分には左サイドを突破しファン・ウィジョの得点をお膳立てするなど2得点に絡み、勝利に貢献した倉田秋を選出した。
アウェイで柏レイソルを下した清水エスパルスからは白崎凌兵をピックアップ。10分に竹内涼のゴールをアシストすると、52分には自らも得点をマークしチームに2得点をもたらした。90分間攻撃面で輝き続けた点も評価している。
その他にも鈴木優磨、土居聖真のゴールをお膳立てした鹿島アントラーズの西大伍、安定感あるディフェンスで攻撃力抜群のFC東京を完封したベガルタ仙台の平岡康裕、20分に訪れた決定機を身体を張ったブロックで阻止し、球際の強さも目立った浦和レッズの岩波拓也などを今節のベストイレブンとしている。
フットボールチャンネル編集部が選んだ明治安田生命J1リーグ第26節のベストイレブンと最優秀監督は以下のとおり。
▽GK
チョン・ソンリョン(川崎F)
▽DF
岩波拓也(浦和)
平岡康裕(仙台)
西大伍(鹿島)
安在和樹(鳥栖)
▽MF
中村憲剛(川崎F)
原川力(鳥栖)
白崎凌兵(清水)
倉田秋(G大阪)
家長昭博(川崎F)
▽FW
鈴木武蔵(長崎)
▽最優秀監督
鬼木達(川崎F)
明治安田生命J1リーグ第26節の結果は以下のとおり。
C大阪 1-1 磐田
鹿島 2-1 湘南
仙台 1-0 FC東京
鳥栖 1-0 広島
名古屋 3-4 長崎
柏 2-3 清水
川崎F 7-0 札幌
神戸 1-2 G大阪
横浜FM 1-2 浦和
【了】