インテルで育ったフェデリコ・ディマルコが決勝点【写真:Getty Images】
現地時間15日に行われたセリエA第4節でインテルはパルマをホームに迎え、0-1で敗れた。パルマのDFフェデリコ・ディマルコは、自身の活躍に複雑な気持ちのようだ。イタリア『FCインテルニュース』が伝えている。
0-0で進んだこの一戦で均衡が破れたのは79分。後半から出場したディマルコが見事なロングシュートを突き刺して先制すると、同選手はユニフォームを脱いで得点を喜んだ。
20歳のディマルコは、インテルからパルマへレンタルされている選手。古巣相手の試合では大げさに喜ばない方が良いとされているが、ディマルコは感情を表に出した。
ディマルコは試合後、「インテル相手に決めてしまって申し訳ない。ゴールを決めたとき、喜んだことは自分自身でも信じられなかった。どうすべきか分からなかったよ。11年もインテルにいるから、何が正しいのか分からなかった」と複雑な心境を語っている。
今夏の積極補強で期待が高まっていたインテルは、これで早くも今季2敗目。厳しいスタートとなった。
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