セレッソ大阪【写真:Getty Images】
明治安田生命J1リーグ第26節の2試合が14日、各地で開催された。
キンチョウスタジアムでのラストゲームとなるセレッソ大阪は、ジュビロ磐田と対戦し、1-1の引き分けで試合を終えた。
0-0で前半を終えたこの試合が動いたのは55分。磐田は右サイドからクロスボールを入れると、GKがファンブル。キム・ジンヒョンがすぐに飛びついてボールに触れるが、磐田はペナルティエリア内で櫻内渚が拾って丁寧にボレーで決めた。
1点を追うC大阪は、78分にセットプレーで同点弾を奪う。左からのCKにニアのオスマルがうまくヘディングで合わせて1-1とした。終盤はC大阪が怒とうの攻撃をみせるも逆転弾は決まらず。キンチョウスタジアムでのラストマッチを勝利で飾ることはできなかった。
鹿島アントラーズ対湘南ベルマーレは、2-1でホームの鹿島が勝利を収めた。
こちらも0-0で前半を折り返した後半立ち上がりに動く。49分、右サイドの深い位置からFKを得た鹿島は、ゴール前の混戦から土居聖真がヘディングで決めて先制した。
しかし湘南は交代が的中する。66分、右サイドからのクロスに途中出場の梅崎司が頭で決めて同点とした。
試合は1-1のまま進み、引き分け濃厚かと思われたが、アディショナルタイムにドラマが待っていた。鹿島も交代策が的中。右サイド低い位置からのクロスに途中出場の鈴木優磨が飛び込んで土壇場で勝ち越しに成功。鹿島が勝ち点3を手にした。
C大阪 1-1 磐田
鹿島 2-1 湘南
【了】