ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督【写真:Getty Images】
イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が、セリエA1試合あたりのチームの走行距離を紹介した。
第3節まで消化したセリエAで最も1試合あたりの走行距離が長いのは、ここまで1分け2敗と出遅れているボローニャで、115.143kmとなっている。名門クラブで最も走っているのはミランで113.797km。全体で3位だ。2試合を消化しているミランは、ここまでの相手がナポリとローマだった影響もありそうだが、ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の後押しもあるとみられている。
イタリアの絶対王者であるユベントスは13番手で107.978km。ナポリやローマはさらに下で、前者が106.708km(17位)、後者が106.192km(18位)だ。
選手別では、インテルのMFマルセロ・ブロゾビッチが1試合あたり12.289kmでトップ。ミランのMFフランク・ケシエが12.115kmで3位に入った。ユベントスからはMFブレーズ・マテュイディが11.453kmで全体の13位となっている。
「ボールは汗をかかない」。ロベルト・バッジョ氏も語ったサッカー界の名言だが、ここまでは走った距離がそのまま結果に結びついているということではなさそうだ。
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