ホニ【写真:Getty Images for DAZN】
アルビレックス新潟は14日、FWホニのJリーグ選手登録を抹消したことを発表した。同時に、これまでの経緯と今後の対応を明らかにしている。
2017年に新潟でプレーしたホニはシーズン終了後にブラジルへ戻るものとみられていたが、取引は成立しなかった。
新潟は「ホニ選手は当クラブと2018シーズンの雇用契約を締結しています。しかしながら、今シーズンのトップチーム始動時に合流しませんでした」と説明。その後来日してキャンプ中に合流。「Jリーグ選手登録に必要なメディカルチェック等を実施いたしましたが、ホニ選手の意思でキャンプ地に戻ることなく、数週間後にブラジルへ帰国しました」とのこと。
それでも新潟は、「当クラブの戦力としてプレーしてくれることを信じ、3月7日に日本サッカー協会(JFA)への選手登録、3月30日にはJリーグ選手登録を完了させました」。だが、「その後もホニ選手には、当クラブのためにプレーしてほしい旨を継続的に伝えてまいりましたが、残念ながら、ホニ選手は当クラブの要請に応じませんでした」と説明している。
その後、「アトレチコ・パラナエンセ(CAP)からブラジルサッカー連盟(CBF)を通じて、JFAに対し、ホニ選手の国際移籍証明書(ITC)の発行の要請がありました。それを受けて、当クラブはJFAを通じてITCの発行を拒否すると、国際サッカー連盟(FIFA)から『発行拒否の理由を説明すること』を求められ、当クラブの正当性について回答いたしました。その後、FIFAが暫定的なITCを発行し、ホニ選手は現在、CAPでプレーをしています」という流れとなっている。
新潟は今後について、「国際弁護士と相談をしてFIFAに対し、提訴することを視野に入れながら当クラブの正当性を説明してまいる所存です」と記した。
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