バイエルン・ミュンヘンのジェローム・ボアテング【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンに所属するドイツ代表のDFジェローム・ボアテングはビッグクラブからのオファーを断った理由を明らかにした。
13日付けの独紙『ビルト』でボアテングは「パリ・サンジェルマンとマンチェスター・ユナイテッドからのオファーをもらい、それについて真剣に検討していた」と移籍の可能性があったことを明らかにした。
移籍を考えた理由については「バイエルンが嫌というわけではなく、新しい挑戦という刺激を探していた」と語るボアテングは「やはりバイエルンを離れるという事は難しかった。このクラブに居心地の良さを感じているし世界でも有数のビッグクラブだからね」と語った。
さらに「監督は最初から私に信頼を置いてくれた。彼は私がクラブにとって重要な存在という気持ちを持たせてくれた」と今季から指揮を執るニコ・コバチ監督の存在も残留した要因になった事を明かした。
コバチ監督の言葉通り、開幕から2試合連続フル出場でバイエルンDFを支えているボアテング。バイエルンにとって国内リーグ7連覇並びに6季ぶりのチャンピオンズリーグ制覇に向けてこの男の存在は欠かせないだろう。
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