勝ち点15はく奪の可能性があるキエーボ【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAのキエーボに対して、同国サッカー連盟(FIGC)の検察が勝ち点15のはく奪処分を要求した。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』など複数メディアが伝えている。
報道によると、キエーボは今年7月に破産申告の手続きをしたチェゼーナとの間で多くの選手を移籍させ、実際よりも多くの利益が出たと計上。これがなければセリエAに参加登録することもできなかったとされており、検察から勝ち点はく奪と同時にルカ・カンペデッリ会長に36ヶ月の職務停止が求められている。
この疑惑は7月から出ており、キエーボが2部に降格する可能性も伝えられていた。だが、シーズンはすでに始まっているため、勝ち点はく奪となれば今季の獲得勝ち点から引かれることになる。ここまで3試合を消化して1分け2敗のキエーボ。勝ち点15を失うことになれば、1部残留は非常に難しくなるはずだ。
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