ティエリ・アンリ氏【写真:Getty Images】
アーセナルのレジェンドである元フランス代表のティエリ・アンリ氏は、リーグアンのボルドー指揮官に就任する直前まで交渉が進んでいた。しかし、実現はせず。破談した理由についてボルドーのジョー・ダグローサ会長が明かしたと、12日にイタリアの『スカイスポーツ』が報じている。
事の発端は、ボルドーを率いるグスタボ・ポジェ監督に無断でクラブがFWガエタン・ラボルドをモンペリエに放出したことにある。不満を持ったポジェ監督はマリウポリ戦後の記者会見でボルドーを痛烈批判。それが理由で1週間の職務停止となり、その期間にボルドーは新監督探しに動いた。そして、アンリ氏と交渉を開始し、監督就任のところまで話が進んでいた。
しかし、最終的に破談。その理由についてダグローサ会長は「我々はアンリ氏と合意することを望んでいた。しかし、合意までいかなかった。我々は彼の決断を尊重しているよ。彼は素晴らしい選手で、非常に興味深いキャリアプランも持っていた。しかし、財政的な理由により交渉は終わったんだ。決して感情的な理由によるものではない」とコメントしている。
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