モロッコ代表のアミーヌ・アリ【写真:Getty Images】
モロッコ代表のMFアミーヌ・アリとDFハムザ・メンディルは規律違反を理由に同代表から処分を受けた。
二人が所属するシャルケのクリスティアン・ハイデルSD(スポーツディレクター)は独誌『ビルト』の取材に対し「アリとメンディルは練習の集合時間を間違って理解し遅刻したようだ。それにより両選手はマウライ代表との試合(3-0でモロッコの勝利)でベンチ外だった」と説明した。
続けて「酷い事ではないが、時間厳守と規律は当然大事だ」とモロッコ代表のエルベ・ルナール監督の決定を尊重している。
21歳のアリはモロッコ代表としてロシアワールドカップで1試合に出場した。チームがグループステージで敗退した6月末に母国モロッコに戻ったアリは休暇を過ごしていたマラケシュで交通死亡事故を引き起こした。この事故で被害にあった男性を死亡させたとして執行猶予付き4ヶ月の有罪判決が言い渡された。
昨季のアリは開幕からレギュラーポジションを獲得するとリーグ戦31試合に出場し3ゴール7アシストを記録しブンデスリーガ公式サイトが主催する「ブンデスリーガルーキー・アワード2017/18」に選出されるなど将来を嘱望されている選手だ。
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