アルフォンソ・アレオラ【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)のトーマス・トゥヘル監督は正GKにフランス代表のアルフォンス・アレオラを指名した。
仏ラジオ『RMC Sport』でトゥヘル監督は「決定は最終的なものではない」と前置きしたうえで「私はアルフォンスにポールポジションにいると伝えた」と明かした。また理由について「彼はクラブの下部組織出身だ。PSGは彼の為に全てを提供してきたし彼自身もこのクラブでパフォーマンを見せたいと思っている。これは尊重されなければならない」と説明した。
25歳のアレオラは13歳の時にPSGの下部組織に入団した。その後2009年にPSGとプロ契約を結んだアレオラはランスやバスティア、ビジャレアルにレンタルでプレーし2015年にPSGに復帰した。また今月6日に行われたUEFAネーションズリーグの対ドイツ戦で代表デビューを飾ったアレオラは好セーブを連発し9日のオランダ戦でもフル出場を果たすなど注目されるGKだ。
一方、PSGには今季からユベントスより加入してきた元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが在籍している。「彼はチームメイトとコミュニケーションを取り私も助けてくれる。なぜ彼がトップレベルでプレーでき素晴らしいキャリアを積んできたのか理解するよ」とトゥヘル監督は称賛している。
PSGはリーグ戦全4試合戦い両GKは2試合ずつゴールマウスを守っている。しかし今回の監督の発言でアレオラが守護神を務める事になりそうだ。
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