南アフリカ国旗【写真:Getty Images】
南アフリカで、2部リーグのクラブの会長が何者かに射殺される事件が起こった。南アフリカ『キックオフ.com』が伝えている。
殺害されたのは南アフリカの2部リーグにあたるナショナル・ファースト・ディビジョンのクラブであるウトンガティFCのニコラス・ムキゼ会長。現地時間10日夜にミーティングを終え、クラブ敷地を車で出ようとしたところで何者かに撃たれたとのことだ。
「会長は車に乗ってドアを閉め、発進しようとしたが動かなかった。それから何発も銃が撃たれた。犯人たちは我々を見て機会を窺っていた。会長は射殺された」とクラブ幹部が事件について証言している。
ムキゼ会長はタクシー会社を経営するビジネスマンで、過去には南アフリカ国会議員も務めていたという。犯人の行方や動機など詳細は明らかにされていない。
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