チリ代表のディエゴ・バルデス【写真:Getty Images】
チリ代表のMFディエゴ・バルデスは、韓国代表との試合を前に人種差別的な行為があったとして批判を受け、謝罪を行った。
7日に札幌での開催が予定されていた日本代表との対戦が地震の影響で中止となったあと韓国へ向かったチリ代表。11日に韓国代表との親善試合を行い、0-0で引き分けた。
この試合を前に、24歳のMFバルデスが撮影された1枚の写真が騒動を巻き起こした。バルデスは両目の横に人差し指をあて、目尻を外側へ伸ばすようなポーズを取っていた。東洋人への人種差別的な意味を表すとされているジェスチャーだ。
SNSで写真が拡散され、ファンやメディアからの批判を受けたバルデスは、代表チームの公式アカウントを通して謝罪。「SNS上に掲載された写真について、侮辱的な意図は全くなかった。傷ついた方がいたのであれば謝罪したい」と声明を出している。
試合では観客席からバルデスに対してブーイングが浴びせられていた。後半アディショナルタイムのラストプレーでは決勝点のチャンスを迎えたバルデスだが、GKキム・ジンヒョンをかわしながらもシュートを大きく蹴り上げてしまった。
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