コスタリカ代表のロナルド・ゴンサレス監督【写真:Getty Images】
【日本 3-0 コスタリカ キリンチャレンジカップ2018】
11日に行われたキリンチャレンジカップ2018の試合で日本代表とコスタリカ代表が対戦し、日本が3-0の勝利を収めた。
森保一監督の初陣となった日本は前半16分、CKに合わせた佐々木翔のヘディングが相手オウンゴールを誘って先制。後半には南野拓実の代表初ゴールでリードを広げ、終了間際にも伊東純也が同じく代表初ゴールを挙げた。
コスタリカのロナルド・ゴンサレス監督は、「私たちにとって難しい試合になりました」と試合後の会見でコメント。「日本はダイナミックでスピードのある試合を見せた。勝利にふさわしいプレーをして、新しいステージのスタートを良い形で切れたと思う」と森保ジャパンの戦いぶりに賛辞を送った。
「私たちは3日前に韓国戦を戦っていました。日本はチリ戦がなかったので、私たちよりフィジカルの状態が良かった」とゴンサレス監督。そのため後半に入って早い段階で交代枠を使い切ったが、「残念ながらリズムが変わってしまった」と裏目に出たことを嘆いた。
5バックで戦った理由について、「今回招集した守備の選手の特徴を踏まえてのこと。そのうち2人は韓国戦に出場しなかったので、よりフレッシュな状態でした」と説明している。「4-4-2で戦う日本に対してサイドから攻撃しようとしたのが狙いで、実際にうまくいったと思う」と一定の手応えを得られたことには満足する様子を見せた。
会見の最後には、日本のファンに向けて称賛と感謝の言葉を述べた。「日本代表を応援するだけでなく、私たちにも拍手を送ってくれました。日本のファンは見本になる存在です。コスタリカ代表の選手や協会を代表して感謝を伝えたいと思います」
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