浅野拓磨【写真:Getty Images】
日本代表は10日、キリンチャレンジカップ2018のコスタリカ代表戦に向けて会場となるパナソニックスタジアム吹田で前日練習を行った。
FW浅野拓磨は「コスタリカの特徴であったり、選手の特徴っていうのは挙げてました」とミーティングの内容を明らかにし「自分たちがどれだけ自分たちのやりたいことができるかだと思うので、そんなに相手どうこうっていうよりは、みんながイメージ共有して戦えれば、いいサッカーはできるのかなとは思います」と意気込みを語った。
今回のチームには浅野と同じ南野拓実や中島翔哉といった「リオ世代」よりもさらに若い堂安律や伊藤達哉といった選手も入っている。「ホントにどんどん下から出てくるなっていう感覚です」と認めつつも「若いって言ってもピッチの中で普通にできてるので、そういうのを見ると僕自身も刺激になりますし、負けてられないなと思いますけど。ホントにでもそういう世界だっていうのは常日頃から感じてるので、年齢関係なく、そういった意味では味方もいいライバルであるので、まあそういう人たちには負けないように僕はホントに頑張らないとなとは思います」と刺激になっているようだ。
今回の代表選手の中では17試合に出ている浅野は経験豊富な選手だ。「自分が経験してるから引っ張ってくぞっていうよりも、まだまだ僕は必死についていく方だと思ってます」と言いながらも「チームが苦しい時であったり、うまくいってない時っていうのは、やっぱり率先してプレーでもそうですし、ピッチ内での行動っていうのも1つで変わると思うので、そこは今まで僕が頼ってたように、下も多いので、少しでも頼ってもらえるような行動っていうのは、取っていきたいとは思います」とリーダーとしての自覚も覗かせた。
「単純に結果が全てだと思ってます。結果を出すためには試合に出続けることだったり、試合に出るための準備っていうのも必要になってくると思いますし。ただ根気強くコツコツと、でもつねに全力でやるしかないのかなと思います」と所属するハノーファーでは開幕2試合連続スタメンでプレーするなど好調をキープする23歳は静かな闘志を燃やしている。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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