米ドル紙幣【写真:Getty Images】
アメリカの2部リーグにあたるUSL(ユナイテッド・サッカー・リーグ)のラスベガス・ライツは、試合のハーフタイムにヘリコプターを用いてピッチ上に現金をバラ撒き、約200人のファンがそれを拾い集めるという異例のイベントを開催した。米『ラスベガス・レビュー・ジャーナル』などが伝えている。
ラスベガス・ライツは現地時間8日に行われた試合でロサンゼルス・ギャラクシーのセカンドチームと対戦。この試合のハーフタイムに、「カジノの都」ラスベガスならではとも言える驚きのイベントが行われた。
シーズンチケット保持者やスポンサー関係者、一般ファンからの抽選などで選ばれた200人がピッチ上に入場。そこにヘリコプターが飛来し、大量の紙幣が空中からバラ撒かれた。風に乗って飛散する紙幣をファンは必死に追いかけて拾い集めていた。
クラブオーナーのブレット・ラッシュブルック氏によれば、バラ撒かれた紙幣は総額5000ドル(約55万円)。3000枚は1ドル紙幣で、残りの2000ドルは2ドル、5ドル、10ドル、20ドル、100ドルの紙幣だったとのことだ。
一人あたりの金額は決して大きなものではないが、ファンはこのイベントを楽しんだようだ。「ピッチ外の我々がいかにクレイジーであるかが話題になるだろう。我々はそれを誇りに思う。だがピッチ上ではサッカーに真剣に取り組んでいる」とラッシュブルック氏はコメントしている。
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