伊藤達哉【写真:Getty Images】
日本代表は9日、大阪の吹田市内で11日に行われるコスタリカ代表との国際親善試合に向けた練習を行った。
7日に札幌ドームで行われる予定だったチリ代表戦が6日に起こった北海道胆振地方を震源とする地震の影響で中止となり急遽紅白戦が組まれMF伊藤達哉もプレーした。
紅白戦を振り返った伊藤は「日本人同士で試合すると押し込んじゃうんで。それだったら強引に仕掛けるよりも下げてやり直した方がいいのかなと思う時もあったり、でも行ってもよかったかなと思い返したりした時もあった」とドイツとの違いを感じたようだ。
さらに「自分のタイミングで行けるかとか、自分の間合いに持ってこれるかとか、そっちの方が自分は大事だと思ってるんで、ちょっとまだそれが最近あんまりうまくハマってないですけど、相手がっていうより自分の問題ですね」と1対1を現在の課題として挙げた。
今回の代表ではジョーカー的な役割を担う可能性を問われた伊藤は「そうかもしれないですね」と答え「ホントに違いを、パッと出てきた短時間で何個か見せれたらいいなとは思います。得点につながる仕事?そうですね」と代表初選出でゴールに絡むプレーに意欲を示した。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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