ユベントスに所属するクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
クロアチア代表のズラトコ・ダリッチ監督は、同国代表MFルカ・モドリッチがUEFA年間最優秀選手賞を受賞したことに不満げなクリスティアーノ・ロナウドを「エゴイスト」と批判した。しかし、間違っていたとして、ダリッチ監督が謝罪している。6日に英紙『エクスプレス』が報じた。
欧州サッカー連盟(UEFA)は先月30日に昨季の最優秀選手を発表。最終候補に残っていたC・ロナウドとモハメド・サラーを抑え、ロシアワールドカップMVPでもあるモドリッチが受賞する結果となった。
C・ロナウドは、昨季までレアル・マドリーでチームメートだったモドリッチの受賞に不満な様子。年間最優秀FWなど他の賞に選ばれていたにもかかわらず授賞式を欠席した。ユベントスの練習場でも「怒っていた」とマッシミリアーノ・アッレグリ監督が明かしている。C・ロナウドの代理人のジョルジュ・メンデス氏は「馬鹿馬鹿しい」とUEFAの決定を批判していた。
モドリッチとともにクロアチア代表をワールドカップ準優勝に導いたダリッチ監督は、C・ロナウドのこの態度に不快感を示し「馬鹿げている。恥ずべきことだ。ロナウドがUEFAのセレモニーに出席しなかったことやルカの受賞についての言葉には、何もコメントする価値もない。私が以前から言い続けている通りだ。ロナウドはエゴイストであり、私のチームに欲しいとは決して思わない」と発言していた。
そして今回、ダリッチ監督は 「私は後悔している。彼のことをエゴイストだと言ってしまった。間違っていたと思う。申し訳ない」とコメントし謝罪している。
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