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「ジダンが残っていたら僕は移籍した」。レジェンド退任を味方につけたスペインA代表初招集のレアルMF

text by 編集部 photo by Getty Images

ダニ・セバージョス
ダニ・セバージョス【写真:Getty Images】

 ジネディーヌ・ジダン氏は昨季、チャンピオンズリーグ3連覇の偉業を成し遂げてレアル・マドリーの監督から退いた。同クラブのスペイン代表MFダニ・セバージョスは、これが自身の残留につながったと明かしている。スペイン『マルカ』が伝えた。

 セバージョスは昨年夏にベティスからレアル・マドリーへ移籍したが、あまりチャンスは与えられなかった。それでも、フレン・ロペテギ監督のもとではコンスタントにプレーしており、現在スペインA代表に初めて招集されている。

 ジダン前監督について問われたセバージョスは「僕は彼の選択を難しくしようと頑張った。でも、理解できないこともあるんだ」と語った。

 その一つが、昨年9月のアラベス戦からチャンピオンズリーグのボルシア・ドルトムント戦にかけての出来事だという。セバージョスは「アラベス戦で2点決めたけど、次の試合では1分間だけしかプレーできなかった。そうなると難しいね」と話している。

 そして同選手は、「ジダンが残っていたら、僕は移籍を考えた。フレンがやってきたことで全てが変わったね」と、新監督の到着を喜んでいる。

 新体制で良いスタートを切ったセバージョス。ロペテギ監督のもとで飛躍となるだろうか。

【了】

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