小林悠【写真:Getty Images】
日本代表は5日、札幌市内で合宿3日目のトレーニングを行った。
川崎フロンターレに所属するFW小林悠は「コンパクトなところから攻守の切り替えとか、最初に背後をとって、そこから遅攻にしてとか臨機応変さがすごい求められている。柔軟さがすごく求められているのかなと思いますね」と実践を想定したこの日の練習を振り返った。
そんななか、自らの役割について「フォーメーションもどれでいくかとか決まってないですし、真ん中だけじゃないかもしれないし。そこは監督に求められていることをやりたいと思うので、与えられたポジションでいいプレーを出せればと思います」と複数のポジションでプレー出来るイメージを持っているようだ。
攻撃面については「あんまり固定しすぎずに、1トップで出たら自分が下がって、シャドーの選手が背後抜けたりというのは捕まえずらいと思うし。相手の出方を見てやり方も変えていけばいいのかなと思います」と柔軟な姿勢を見せた。
今月23日には31歳となる小林。「先を考えたらもうやりたくなくなっちゃうかもしれないので」と笑いながらも「自分の良さというか今まで準備したことをしっかりやるというのが大事かなと思います」とまずは目の前の1試合に全力を注ぐ覚悟だ。
「そのために自分がゴールをしたいですし、何よりチームが勝っていくことなので」と得点を狙いつつフォア・ザ・チームの精神で小林は試合に臨む決意を示している。
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