三竿健斗【写真:Getty Images】
日本代表は5日、森保一新監督就任後初の国際親善試合となるチリ代表戦(7日・札幌ドーム)に向けた合宿3日目の練習を行った。
鹿島アントラーズに所属するMF三竿健斗は練習後に「みんなボールのところでは激しく行ってるんで、激しい中で練習できてるってことはすごくいいことだと思います」とすでに本番モードに入っている事を明かにした。また時間のない合宿の中で心掛けている事について「成功して失敗してを繰り返して、トライアンドエラーをして、自分で学んでいくものだと思う」と語っている。
三竿は井手口陽介、浅野拓磨と共にロシアワールドカップ最終メンバーに残る事が出来なかった。「今まではただ呼ばれて、呼ばれることでなんかひと段落してたというか、試合に出るってところまでなかなかいってなかったんで。今回は試合に出て自分がチームの勝利のために戦うっていうのを一番意識してます」と試合出場に意欲を示している。
出場するための課題を問われると「良さを出してかないと自分の居場所はないと思うし、そこが出せれば人にはないと思ってるんで」と得意のミドルパス、ロングパスを首脳陣にどこまでアピールできるだろうか。
「まあ新しいスタートじゃないですかね」と2022年に向けた第一歩と捉えている三竿は森保ジャパン公式戦初のゲームでプレーする事を虎視眈々と狙っている。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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