補強・総合力診断
バルセロナの2018/19シーズン予想布陣
IN
DF クレマン・ラングレ(セビージャ)
DF マルロン(ニース/期限付き移籍満了)
DF ドグラス(ベンフィカ/期限付き移籍満了)
MF ラフィーニャ(インテル/期限付き移籍満了)
MF ムニル・エル・ハッダディ(アラベス/期限付き移籍満了)
MF アルトゥーロ・ビダル(バイエルン・ミュンヘン)
MF アルトゥール(グレミオ)
FW マルコム(ボルドー)
OUT
GK アドリアン・オルトラ(デポルティボ/期限付き移籍)
DF マルロン(サッスオーロ)
DF ジェリー・ミナ(エバートン)
DF リュカ・ディーニュ(エバートン)
DF アレイシ・ビダル(セビージャ)
DF ドグラス(シバススポル/期限付き移籍)
MF アンドレス・イニエスタ(ヴィッセル神戸)
MF パウリーニョ(広州恒大/期限付き移籍)
MF アンドレ・ゴメス(エバートン/期限付き移籍)
FW パコ・アルカセル(ドルトムント/期限付き移籍)
FW ジェラール・デウロフェウ(ワトフォード)
補強評価:B
主力は盤石、必要なのは長いシーズンを耐えられる選手層。この状況のバルセロナほど補強策の難しいチームはないかもしれない。今夏に放出された選手も獲得した選手も実力的に大きな差はない。バルサのサッカーにはまるかはまらないか。それはやってみないとわからないとしかいいようがなく、年末の時点でこのBという評価がCともAともなる可能性がある。
総合評価:A
イニエスタが退団したものの、その強さに変わりはない。懸念があるとするならば、“時代”だろう。昨季はローマのハイプレスに打ち砕かれ、現在のバルサを作り上げたグアルディオラ監督が率いるマンチェスター・シティもリバプールに敗れた。さらにワールドカップでもスペイン代表やドイツ代表といったポゼッションを武器とするチームが早々に敗退し、現実主義のフランス代表が制した。
ポゼッション・サッカーが過去の戦術となりつつある今、その旗手とも言えるバルセロナがどのような戦いを見せるのか。その結果次第では、大きな分岐点のシーズンとなるかもしれない。
【了】