カラモコ・デンベレ(左)とユスファ・ムココ(右)【写真:仏メディア『アフリカスポーツ』のスクリーンショット】
現在、10代の若手選手の中で、ドルトムントの下部組織(U-17)に所属する13歳のユスファ・ムココとセルティックの下部組織(U-20)に所属する15歳のカラモコ・デンベレが大きな注目を集めている。どちらもアフリカにルーツを持つ選手だが、A代表は欧州の国を選択する可能性が高いと、4日に仏メディア『アフリカ・スポーツ』が報じている。
これまで、アフリカにルーツを持ちながら欧州の国の代表としてプレーしてきた選手はたくさんいる。ギニア系の両親のもとで育ったポール・ポグバはフランス代表を選択し、元セネガル代表のスレイマン・サネ氏を父親に持つレロイ・サネはドイツ代表を選択した。
同メディアはタイトルに「アフリカを離れようとしている次世代の“メッシ&C・ロナウド”」とつけ、カメルーンにルーツを持つムココはドイツ代表、コートジボワールにルーツを持つカラモコ・デンベレはスコットランド代表かイングランド代表の選手になる可能性が高いと報じている。
また、ムココについては「彼の動きは敏感で、クリスティアーノ・ロナウドのように猛烈な得点力を発揮する」とコメントし、デンベレについては「彼の素晴らしいプレーの数々は、リオネル・メッシの最も輝かしい時代を思い起こさせる」とコメントするなど、メッシやC・ロナウドと比べて両選手を評価している。
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