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南野拓実、約3年ぶり日本代表招集。森保J定着に名乗り「わかりやすい結果にこだわる」

text by 編集部 photo by Getty Images

南野拓実
南野拓実が約3年ぶりに日本代表招集を受け、4日からチームに合流した【写真:Getty Images】

 日本代表は4日、札幌市内で合宿2日目のトレーニングを行った。

 この日からチームに合流した南野拓実は、2015年11月以来となる約3年ぶりの日本代表招集。所属するレッドブル・ザルツブルクではオーストリア1部でリーグ3連覇に貢献し、2年連続二桁得点も達成していたが、ロシアワールドカップ出場は果たせなかった。

 しかし、南野はサムライブルーのロシアでの戦いぶりをしっかりとチェックしていたといい、「一番印象に残ってるのは(決勝トーナメント1回戦の)ベルギー戦で、ホントにあと一歩のところでベスト8にいけなかったってところが、すごい自分も見てて、なんやろ…悔しいというのと、ここに自分が立ちたいなって気持ちも強くなった」と語る。

 だからこそ「今回、何かしら活躍することが次のワールドカップへの自分の中でつながってると思うんで、だから今はしっかりそれに向けて全力を尽くしたい」と並々ならぬ意気込みで日本代表に合流した。新体制の初陣であり、4年後のカタールワールドカップへの第一歩にもなる2連戦にかける思いは強い。

「代表に対する思いはもちろん自分の中でずっとありましたし、悔しい気持ちもありましたけど、その分、今回チャンスをもらったんで、しっかりそれを生かせるようにしていきたい」

 やはり「わかりやすい結果にこだわりたい」と南野。それはつまりゴールとアシストである。渡欧5シーズン目になり、言葉の不自由もなくなり「すごく結果にこだわるところとか、球際とか、切り替えのスピードというのは日本にいた時より上がっている」とピッチ上での成長も実感している。

 森保ジャパンでの生き残りをかけて、23歳になった南野は燃えている。「監督の言葉を一言一句しっかり聞き逃さず、何を求めてるのかというのを理解して、その中で自分のプレーを表現できればいい」と、新体制での主力定着に名乗りを上げた。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

【了】

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