オーストラリア代表のティム・ケーヒル【写真:Getty Images】
オーストラリアサッカー連盟は4日、ロシアワールドカップ後に同国代表からの引退を表明したFWティム・ケーヒルの「引退試合」開催を明らかにした。11月に開催されるレバノン代表との国際親善試合がケーヒルのラストマッチとなる。
現在38歳のケーヒルは2004年にオーストラリア代表にデビュー。14年間で同国歴代2位の107試合に出場し、ワールドカップ4大会に参加した。代表での通算50得点は2位の選手を大幅に引き離しての歴代1位となっている。日本代表からも通算5点を奪い、「日本の天敵」とも呼ばれた。
ロシアワールドカップを最後に代表から退くことになったが、引退試合としてもう1試合に出場することが決まった。11月20日にシドニーで行われるレバノン戦への出場が見込まれている。
「キャリアで最も感動的な試合になると思う」とケーヒルはこの決定についてコメント。「50ゴールを決めたことに満足しているが、もう1点取ることができれば素晴らしい。ストライカーとして、アスリートとしてはもっと決めたいと思うものだからね」と意欲を見せている。
昨季終了後にイングランド2部のミルウォールを退団したケーヒルだが、現役は続行。インド・スーパーリーグのジャムシェドプルFCに加入することを今月1日に発表している。
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