ポルトガルでもVARが活躍【写真:Getty Images】
ポルトガル1部リーグでビデオアシスタントレフェリー(VAR)が退場選手を変えたと話題になっている。
問題の判定があったのは、この週末に行われたビトーリア対トンデラの一戦。1点リードで終盤を迎えたビトーリアは、アルハッサン・ワカソがスライディングをした際に相手と接触して警告を受けた。これが2枚目のイエローカードだった同選手は、判定に納得していなかったものの退場となる。
だが、ロッカールームに戻る直前に引き留められると、VARで確認した主審が判定を覆し、ワカソをピッチに戻した。さらに、ワカソと接触したトンデラのクリスティアン・アランゴにレッドカードを提示。スタジアムが騒然となっている。
この場面はスライディングで飛び込んたワカソの足をアランゴが踏みつけており、VARを使った判定が妥当。VARがなければ、ファウルを受けた側のチームが10人になるところだった。審判団はVARに救われたと言えそうだ。
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