レアル・マドリーのヴィニシウス・ジュニオール【写真:Getty Images】
現地時間2日に行われたスペインのセグンダB(3部)第2節の試合で、レアル・マドリーのBチームにあたるレアル・マドリー・カスティージャがアトレティコ・マドリーBと対戦。Bチーム同士のダービーマッチは2-2のドローに終わった。スペイン紙『マルカ』などが伝えている。
レアル・マドリーが今季ブラジルから4500万ユーロ(約58億円)で獲得した18歳のFWヴィニシウス・ジュニオールは、今季はカスティージャでプレーすることになった。前節のラス・パルマスB戦でデビューを飾ったのに続いて、アトレティコ戦にも出場している。
トップチームのフレン・ロペテギ監督も見守る中、ヴィニシウスはこの試合で2ゴールの活躍。チームの全得点を記録して勝ち点1の獲得に貢献した。
だが試合の終盤には、アトレティコBのキャプテンであるDFタチともみ合いになる場面もあった。もつれ合って倒れた両者が起き上がろうとする中で、タチはヴィニシウスの頭頂部に歯を立てて噛みつき、ヴィニシウスは頭を押さえて痛がる様子を見せた。
サッカー界での「噛みつき」といえば、ウルグアイ代表のFWルイス・スアレスが2014年ワールドカップでイタリア代表のDFジョルジョ・キエッリーニの肩に噛みついて長期の出場停止処分を受けたことなどが有名。今回の一件では、主審はヴィニシウスとタチの両者にイエローカードを提示している。
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