ガラタサライの長友佑都【写真:Getty Images】
トルコのガラタサライに所属する日本代表DF長友佑都は、今夏にスペインのベティスに移籍する可能性もあったようだ。現在ベティスに所属するMF乾貴士が地元メディア『エスタディオ・デポルティボ』のインタビューに語った。
長友は7年間在籍していたイタリアのインテルから今年1月にガラタサライへレンタル移籍。長友のプレーを高く評価したガラタサライは再獲得に向けて交渉を行い、完全移籍での獲得が決まった。
しかし、ガラタサライへの移籍決定前には他クラブからの関心も噂されていた。プレミアリーグなどのクラブに加え、ベティスも長友に関心を示していると言われていたクラブのひとつだった。
「長友はベティスに来る寸前でしたが、ガラタサライは大きな金額を提示していました」と乾はインタビューの中でコメント。「彼は友人で、すごく良い選手です。両サイドでプレーできます」と長友について評している。
現在リーガエスパニョーラでは乾と柴崎岳(ヘタフェ)がプレーしているが、その他の日本人選手も「問題なくスペインに来ることができると思います。今はガクと僕だけですが、日本にも良い選手がいるという例になれていると思います」と乾は語る。
「なぜみんなドイツに行くんでしょうね」と乾は述べつつ、香川真司が「パイオニア」として成功したことや外国人枠の違いなどを理由に挙げている。自身もドイツで4年間プレーしていたが、「あまりうまくいきませんでした。直接的すぎるプレースタイルがあまり好きではありませんでしたので」と振り返った。
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