パリ・サンジェルマンのキリアン・ムバッペ【写真:Getty Images】
フランス・リーグアン第4節の試合が現地時間1日に行われ、パリ・サンジェルマン(PSG)はアウェイでニームに4-2の勝利を収めた。PSGのフランス代表FWキリアン・ムバッペは1ゴール1アシストを記録したが、終了間際には退場処分となった。
前半に2点をリードしながらも後半に入って追いつかれたPSGだが、77分にムバッペが3試合連続となるゴールを決めて勝ち越し。終了間際にはムバッペのアシストからエディンソン・カバーニが勝利を決定づける4点目を奪った。
だがその直後、ニームのDFテジ・サヴァニエからの激しいタックルで倒されたムバッペは激昂。立ち上がったあとサヴァニエを突き飛ばして転倒させた。主審はこのプレーに対して両者に一発レッドカードを提示した。
昨季のカップ戦でレッドカードを受けたこともあったムバッペだが、リーグ戦ではキャリア初の退場。だが自身の行為を後悔する様子は見せていない。仏紙『レキップ』などが試合後のコメントを伝えた。
「後悔? それはない。もう一度やる状況になったとすればもう一度やる。それからサポーターと世界中に謝罪する。あんなことは我慢できない。ピッチ上でのプレーと関係のないことだ」と相手のラフプレーを非難している。
いずれにしても、出場停止処分を受けることは避けられないだろう。少なくとも次節のサンテティエンヌ戦はムバッペを欠いての戦いとなりそうだ。
【了】