広州恒大のジャクソン・マルティネス【写真:Getty Images】
ポルトガル1部のポルティモネンセは31日、中国の広州恒大から元コロンビア代表FWジャクソン・マルティネスを獲得することが決まったようだ。ポルトガル『レコルド』など複数メディアが伝えている。
現在31歳のマルティネスは2012年にポルトガルの強豪ポルトに加入し、3年連続でリーグ得点王に輝く活躍。コロンビア代表として2014年ブラジルワールドカップにも出場し、日本代表に4-1の勝利を収めた試合では2ゴールを奪った。
これらの活躍で大きく評価を高め、2015年にはアトレティコ・マドリーへの移籍を果たした。だがアトレティコでは十分な活躍を見せられず、半年後には4200万ユーロ(約54億円)の巨額移籍金で広州恒大へ移籍。広州でも低調なパフォーマンスを見せ、2016年10月に負傷したのを最後に約2年近く公式戦の出場がないまま登録メンバーからも抹消された状況にあった。
これまでにも各国の様々なクラブへの移籍が噂されていたが、かつて最も輝きを放ったポルトガルの地で再起を図ることになるようだ。ポルティモネンセ加入は来週に正式発表されることが見込まれている。
『レコルド』によれば、ポルティモネンセは移籍市場最終日の31日だけで一挙に8人を補強。先月11日まで期限付き移籍でガンバ大阪に在籍していたMFマテウスもその一人だと伝えられている。
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