ドルトムント戦に先発した浅野拓磨【写真:Getty Images】
ハノーファーのFW浅野拓磨は現地時間8月31日に行われたブンデスリーガ第2節のボルシア・ドルトムント戦に先発出場した。0-0で試合を終えたあと、同選手がコメントを残している。
格上とみられたドルトムントを相手に主導権を握る時間帯もあったハノーファー。浅野は「全体的に怖さは感じなかった」と相手の印象について話しつつ、「でもすごく堅いなっていう感覚はあったので、お互い様かなと思う」と振り返った。
ただ、浅野は前半のみで交代を命じられている。「後半になればなるほど、相手の隙だったりスペースも出てくるので、僕の強みがいきるのかなと思う」と早い時間の交代を嘆いたが、「前半のあの出来だったら代えられても仕方ないのかなというのは思っている」と受け入れており、「監督が後半も自分で勝負したいと思ってもらえるようなパフォーマンスを続けていかないといけないのかなと思います」と述べた。
浅野は森保一監督率いる日本代表に招集された。「森保さんとは広島で一緒にやっていますけど、代表に行ってみないとどういうサッカーをするのかは分からない」と浅野。「新鮮な気持ちで臨めるので、またゼロからのスタートとして。代表でもアピールしていきたいと思う」と語った。
(取材:本田千尋【ハノーファー】、文・構成:編集部)
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