セルヒオ・ラモス(左)とモハメド・サラー(右)【写真:Getty Images】
2017/18シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)決勝の遺恨は残っているようだ。現地時間30日に行われた新シーズンのCL組み合わせ抽選会におけるリバプールFWモハメド・サラーの様子を複数メディアが取り上げている。
リバプールは昨季のCL決勝でレアル・マドリーに敗れた。リバプールでもっとも注目を集めていたサラーは、前半途中に相手DFセルヒオ・ラモスと接触して転倒した際に負傷し、早々交代となっている。これにより、サラーはCL決勝を最後まで戦えなかっただけでなく、エジプト代表として出場したロシアワールドカップにも万全の状態では臨めなくなった。
因縁の2人は30日に再会。昨季の大会最優秀DFに選出されたセルヒオ・ラモスは壇上で表彰を受けたあとに席に戻る際、自身の一列前に座っているサラーの肩に手を当てたが、サラーはほとんど反応しなかった。
その後、セルヒオ・ラモスはサラーの横に座っていたMFルカ・モドリッチらと握手をして席に座ったが、サラーはそれでも振り返ることなかった。
2人が再びピッチで激突する日は近い将来訪れるだろうか。
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