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南野拓実所属のザルツブルク、またも“悲願”ならず…11回目のCL予選敗退

text by 編集部 photo by Getty Images

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チャンピオンズリーグ出場を逃したザルツブルク【写真:Getty Images】

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)予選プレーオフの2ndレグが現地時間29日に行われ、オーストリアのザルツブルクとセルビアのレッドスターが対戦。2-2のドローに終わり、2試合合計スコアは2-2となったが、アウェイゴール数で上回るレッドスターがグループステージ進出を決めた。

 アウェイでの1stレグを0-0のドローで終えていたザルツブルクは、ホームで2-0のリードを奪って勝利に大きく前進。だが65分に1点を返されると、直後の66分にも今夏に横浜F・マリノスからレッドスターへ移籍したDFミロシュ・デゲネクが同点ゴールを奪った。なお、南野はベンチに入っていたが出場はなかった。

 オーストリア国内では圧倒的な強さを誇り、過去12年間で9回優勝。現在も5連覇中のザルツブルクだが、CL本大会出場という悲願には今年もあと一歩で手が届かなかった。

 2005年にレッドブル社がクラブを買収して以来、ザルツブルクは2006/07シーズンから今季までの13年間で11回CL予選に出場し、その全てで敗退。本大会出場への最後のハードルであるプレーオフにも5回進んだが、その全てで敗れている。

 昨季はヨーロッパリーグで準決勝まで進み、欧州の大会では1993/94シーズンのUEFAカップ準優勝以来となる好成績を収めたザルツブルク。だが欧州のクラブ最高峰の舞台での戦いはまたしても幻に終わった。

【了】

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