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川島永嗣、新天地で入団会見「フランスに残りたかった」。代表続行にも意欲

text by 編集部 photo by Getty Images

川島永嗣
ストラスブール加入が決まった川島永嗣【写真:Getty Images】

 フランス1部のストラスブールに加入することが決定したGK川島永嗣は、現地時間30日に入団会見を行った。クラブ公式ツイッターが川島のコメントを伝えている。

 昨季まで在籍したフランスのメスとの契約が満了し、フリーとなっていた35歳の川島。新たなクラブを探していたが、29日にストラスブール加入が発表された。1年契約で背番号は「16」となる。

「他にもオファーはありましたが、ワールドカップを終えたあとフランスに残りたいと思っていました。特に家族のためです」と川島はストラスブールを選んだ理由についてコメント。過去2年間を過ごしたメスからも程近いフランス北東部のクラブであることが大きな決め手となったようだ。

「(本拠地)メノの雰囲気は昨季も気に入っていましたし、家族と一緒にストラスブールを訪れたこともありました。契約するチャンスが訪れた時には、すぐに良い選択だと思いました」

 今季のストラスブールでレギュラーとしてプレーしている26歳のベルギー人GKマッツ・セルスは、2010年から12年までベルギーのリールセで川島の控えを務め、川島がスタンダール・リエージュへ移籍したあとレギュラーポジションを獲得した選手だった。

「セルスのことは知っています。一緒に良い仕事ができると思います」と川島。現状ではストラスブールで第3GKになると予想されているが、「大事なのはクラブです。GKたちは健全な競争の中で一緒に成長していけると思います」とコメントしている。

 30日に発表された日本代表メンバーには招集されなかった川島だが、「代表でプレーするのは全ての選手の夢です。もし日本が僕のことを必要とするならここにいます!」と代表でのプレー続行にも意欲を見せている。

【了】

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