ボルシア・ドルトムントの香川真司【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントに所属するMF香川真司は、残り2日となった移籍市場でドルトムントを離れる可能性が依然としてあるとみられている。
今季に入って公式戦2試合を戦ったドルトムントだが、香川はそのいずれもベンチ外。21日のDFBポカール(ドイツ杯)1回戦に続いて、26日に行われたブンデスリーガ開幕戦のRBライプツィヒ戦でも18人のベンチ入りメンバーに入ることができなかった。
独誌『キッカー』は30日付で、「香川の未来は不透明」と現状について伝えている。「移籍市場の終了直前を迎えて、ドルトムントでプレーを続けるかどうかは依然として微妙」との見方だ。
移籍先の候補としては「ドイツの他クラブへの移籍やイングランド復帰の可能性はない」とみられており、スペインでの報道によればセビージャが獲得への関心を示していると述べている。だがドルトムントのミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)は、香川について「具体的なオファーはない」と話しているという。
2010年に加入したドルトムントでリーグ2連覇に貢献し、マンチェスター・ユナイテッドで2年間プレーしたあと2014年から再びドルトムントに在籍している香川。通算7年目となるシーズンの公式戦には出場することなくクラブを離れるのだろうか。
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