元マンチェスター・シティのヤヤ・トゥーレ【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティを昨季限りで退団してフリーとなっている元コートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレの代理人は、同選手の新たな所属クラブが決定に近づいていることを示唆した。だが具体的なクラブ名を明かしてはおらず、行き先が注目されている。
代理人のディミトリ・セルク氏は28日に、「Y・トゥーレがロンドンでメディカルチェックを通過した。新しい契約に近づいている」とコメントを投稿した。一般的に、メディカルチェックを済ませたのであれば、後は契約の正式なサインと発表を待つのみだ。
だが続いてセルク氏は、プレミアリーグで戦うロンドンの2クラブを候補から除外した。「ウェスト・ハムは100%違う。ヤヤはチャンピオンだ。最下位は彼の場所じゃない」「クリスタル・パレスは100%違う。ロイ・ホジソン(監督)は選手たちの誕生日がいつなのか知らないと言っていた。そんなとこに行けるだろうか?」と投稿している。
プレミアリーグに限れば、ロンドンを本拠地とするその他のクラブはトッテナム、チェルシー、アーセナル、フラム。だがロンドンでメディカルチェックを行ったからといって加入先が必ずしもロンドンのクラブだとは限らない。ロンドン近郊のクラブであるワトフォードや、古巣であるギリシャのオリンピアコス、兄のコロ・トゥーレ氏がコーチを務めるスコットランドのセルティックなども候補に挙げられている。
英紙『デイリー・スター』は、ヤヤ・トゥーレの加入先を予想するブックメーカーのオッズを紹介。フラムが2.9倍で最有力と予想され、僅差の3倍でアーセナルが続く。セルティックが5倍、オリンピアコスが11倍、トッテナムが15倍などとなっている。
【了】